字高良 豊年祭 本番 八月十五日
高良地区は同じ那覇市民でありながら私はほとんど足を踏み入れたことがなかった地域でありましたが、
本番当日のヰーマールの雰囲気はなんだか懐かしい気持ちになっていました。
私も年ですかね?
出番を待つ二番旗ですが、当日の強烈な日差しを受けた龍が「はやくだせ!火を噴くぞ!」と言っているようでした。
高良の自治会館はとても立派な建物です。
正直言いまして羨ましい。
まわりを見渡しても昔の雰囲気を良く残していて静かな住宅地です。御嶽、拝所を大切にしています。
左が一番旗、昔の東(あがり)の旗頭です。
右が二番旗、昔の西(いり)の旗頭です。
両旗とも武具をあしらった旗頭ではありますが、その根底の思想は
平和です。
旗頭にはそれぞれの地域の独特な考えがあり実に奥深いものです。
二本の旗頭を交互に揚げ「かりーじき」をします。
地域性を感じたのがこれです。
女性の方々の「もーい」。与那原大綱曳きの「めーもーい」と同質のものでしょう。
旗頭のガーエーの時にやるようですが、那覇大綱挽きにはないものです。
そのときの掛け声は「さーさーさーさー」から「ひーやい」に変わります。
西方は西から綱引き会場へと向かいます。
旗頭を慎重に前進させていきます。
西方頑張れ!(私は西方です)
野村流三線師範の具志盛義先生がいらっしゃいました(こちらから見て右の方)。
前の高良自治会長だったのですね。
東は雄綱(うーんな)、西は雌綱(みーんな)です。
沖縄の綱引き行事の基本型です。
この写真を見ると受けの東、攻めの西というところですか?
面白いですね。
私はこの後泉崎の敬老会にいかなければならなかったので残念ながらここまでしか参加できませんでした。
泣く泣く会場を後にしましたが実に素晴らしい行事でした。
その後の綱引きの様子等は是非↓こちらをご覧下さい。私もちょっと写っています。
http://098oroku.com/e2761924.html
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