グーヤーとは
昨日のものでは説明不足なので補足します。
旗頭の上にある太鼓の部分(
トゥールー(灯籠)、あるいは
旗ドゥールーと言います)の渦巻き模様のことを指して
グーヤーと呼んでいます。グーヤーの語源は那覇大綱挽きの記念誌には巴の字を充ててグーヤーとカナをふっていますが、巴をグーヤーと読むのは無理があるように思います。どの辞書を見てもそれらしき読み方は載っていません。多分見た感じをそのまま呼んだ愛称か御紋(グムン)からきたのではないかと思います。
このグーヤーの
一つ巴は
水どころである泉崎を象徴していて
水が湧き出る様子を表していると言われています。巴は内側から外側へ回る様子を表していますので写真の巴は
左巻きになります。また、古代中国が発祥とされる
太極、世界各地に見られる
勾玉を表しているとも言われます。いずれにせよ
生命、命を象徴する旗頭と言えるのではないかと思います。
写真はおととしの那覇大綱挽き当日の地域内を道ジュネーしている時のものです。新調したてのグーヤーです。
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