第39回 那覇大綱挽

takachiyan

2009年10月13日 00:13

11日日曜日、第39回那覇大綱挽が開催されました。
我が泉崎の旗頭「グーヤー」も泉崎の心意気、威勢を存分に示しました。


今年は旗を去年まで使われていた青のものから8年前まで使われていたエンジ色の旗に変えました。この旗字は泉崎出身の大書道家故・謝花雲石先生の書です。力強く本当に見事な旗字です。
古くから受け継がれている「泉」の一字は泉崎の力強さを語っています。
当面は青とエンジと毎年交互に出す予定です。

私個人はエンジが良いと思っています。
青の旗はこのグーヤーに正直合わないように感じます。
色あいもそうですが字がなんだか硬さが際立つというか・・。
H・Kさんごめんなさいね。
*画像は全てクリックすると拡大します*

今回は阿波連泰英氏所有の子供旗を開南小学校旗頭クラブの子供たちが持ちます(左)。
早朝から集合して開南小学校にて準備しました。





ハーバービューホテルにて

旗持ちは多くの観客が見ているので力が入ります。もうすでに本番モードです。
楽器隊は写真の通り子供達が担当しています。泉崎の楽器のリズムは那覇大綱挽の14の地域の中でも一番ゆっくりなテンポと言われています。そのため「西は出征、東は進軍、久米は乱戦、泉崎は凱旋を表す」と言われます。また、譜面が残されているので戦前からの演奏をほぼそのまま残しています。
空手、古武道の演舞は毎年ボランティアで参加していただいている山城道場の方々、門下生の皆さんです。

国際通りにて

国際通りでの旗頭行列(大綱備、うふんなすねーいと読みます)は西方は牧志公園、東方は壷屋小学校を出発してパレットくもじ前交差点までの1時間を越える長丁場です。次々に出発する旗頭が国際通りに並ぶさまは実に勇壮です。
多くの観客の前で旗頭を持ちます。旗持ちの男の見せ所です。気合は最高潮に達します。

国道58号線の綱挽会場にて


綱挽会場に旗入れが3時、式典を行いそれから東西の旗頭4旗(今年は辻、若狭、安里、泊)のガーエーがあります。見事なガーエーでした。もう少し時間を延ばしても良いと思います。せっかくの晴れ舞台なのに時間が短い。
空手の演舞のあとに旗頭が所定の場所に戻り綱寄せがはじまります。ギネスに認定されたジャイアント綱なので綱寄せは時間がかかります。雌雄の綱をつなぎ合わせるまで大変な作業です。
鉦鼓の合図で綱挽が開始されます。今年は熱の入った一戦でした。今年は引き分けでした。
皆さんお疲れ様でした。また来年も楽しく頑張りましょう!

こちらも是非ご覧下さい。
うるくニッポン放送 http://098oroku.com/e2826174.html#more
泉崎旗頭保存会 http://izumizaki.ti-da.net/e2583557.html
mijyaの庭 http://ymn0306.ti-da.net/
N仲井間のみんなでワイワイ http://latournoriko1.ti-da.net/
cafeじんじんぱーれ http://jinjinpearley.ti-da.net/e2588413.html
沖縄自転車便ブログ http://messenger.ti-da.net/
石嶺町旗頭保存会 http://ishiminehata.ti-da.net/e2828804.html

orokuさんの動画です。貼り付けさせていただきました。

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